ゲーミングノートPC「ASUS Zephyrus G15」レビュー
衝動買いしてしまったASUS Zephyrus G15!
11月に入って仙台は結構肌寒くなってきました。
我が家ではもうコタツを出して、そこから抜け出せない状況が続いてます。
それでコタツに入りながら使えるノートPCを求めて、ついポチってしまいました。
用途
- コタツに入りながら使ったり、エアロバイクを漕ぎながら動画鑑賞。
- ブログ記事作成。
- アプリの個人開発。
- 機械学習の訓練モデル作成。
- オフラインゲーム。
- PCを使ってない時間はマイニングで少しでもPC代を回収。
特に下3つのためにそこそこ高性能なGPU搭載のノートPCが必要でした。
GPUはゲーム用途ではCUDAコア、機械学習用途ではTensorコアが欲しいのですが、RTXシリーズは両方搭載しているんですよね。
でもRTX3070にはマイニング制限がかかってる点はイマイチ。
Zephyrus G15の構成
- ディスプレイ:15.6インチTFTカラー液晶/ノングレア/2,560×1,440@165Hz
- CPU:AMD Ryzen 9 5900HS(8コア16スレッド 3.0GHz)
- GPU:RTX3070 Laptop
- CUDAコア:5,120コア
- Tensorコア:160コア
- RTコア:40コア
- メモリ:16GB
- SSD:1TB
- 重量:1.99kg
目を見張るべきは搭載GPUですね。
我が家のメインPC(デスクトップ)に搭載しているRTX2070SuperのCUDAコア数が2,560コアなので単純に2倍!!
もちろんコア数が全てではないですし、所詮ノートPCなので数値程の性能は期待してませんが、私の用途としては十分です。(元々はRTX3050tiを買おうをしてましたし。)
あとAMDのCPUにNVIDIAのGPUってどうなの?って気持ちはありますが、これはしばらく使ってみて判断になるでしょう。
金額
こんな構成のPCですが、お値段なんとAmazon通常価格249,800円のところ、セール特価5万円OFFで199,800円!
RTX3070搭載ノートPCが20万円以下だと。。。?
他ノートPCで20万だとRTX3050Tiのモデルばかりで、RTX3070クラスだと30万近いのが殆どなのに、と思ってたらいつの間にか決済ページに飛んでました。
開封
内容物は本体、電源、説明書のみ。
本体を見ての第一印象は薄い!
ゲーミングノートPCってゴツいイメージしかなかったのですが、技術の進歩を感じます。(この評価はすぐに覆されます)
ディスプレイ
15.6インチに2,560×1,440という解像度ということですが、発色が悪いので言うほど綺麗に見えません。
あと下ベゼルが3cmという極厚っぷりを見ていつの時代のPCだよ。と思ったのは内緒です。
キーボード
キーボードはUS配列の穴に無理やりJIS配列のキーを埋め込んだような形になっているので、結構な違和感を感じます。
こういった形は少しでもコストを削減したいのか、高性能な割に安価なノートPCによく見られますね。
キータッチは普段ロジクールのメカニカルキーボードを使ってる身としては非常に重く、長文入力には向かないかと思います。
ディスプレイを開くとキーボードが斜めになるように設計されていて、この構造は良い。やはりキーボードは多少角度があった方が入力しやすいと思います。
また、この構造により空気の取り込み口が若干浮いてエアフローUPにも貢献しています。
ポート
本体右側
- USB3.2(Type-A/Gen2)
- SDカードリーダー(microSDXC、microSDHC、microSD対応)
本体左側
- 電源入力
- HDMI端子
- LAN端子
- USB3.2(Type-A/Gen2)
- USB3.2(Type-C/Gen2)×2 ※データ転送と映像出力、PCへの給電をサポート。
- イヤホンジャック(3.5mmミニプラグ)
ノートPCのイヤホンジャックって4.4mmとか2.5mmは無いのかな?無いよね。需要少ないだろうし。
オーディオ
2Wのスピーカーが6基のサラウンド構成です。
Dolby Atmosに対応してますが、今時は標準装備な感じがします。
音の印象はチープで音域も狭く、ただスピーカーが多いだけという印象で音楽を楽しむ用途には向かないな、と思います。
モード切り替え
他のノートPCには見られない特徴として、Armoury Crateというターボモードやパフォーマンスモードといったモードを切り替えるアプリを起動するためのボタンがあります。
名前の通り、バッテリー消費など気にせずパフォーマンスを上げたい時に設定するターボモードや、重たい作業をしない時に設定する省電力のパフォーマンスモードがあります。
...こんなん必要か?
ベンチマーク
ベンチマークは世のYouTuber様が腐るほど動画にしてるのでここでは触れません。
実際にゲームをしてどれくらいのフレームレートが出るか試してみます。
試すゲームはちょっと古いですが、最近買ったNieR:Automata。
2,560×1,440のHIGH設定で安定して60FPSが出ます。
ゲーム用途としては問題なさそうですね。
個人的評価
【良かった点】
- 高性能GPU搭載のノートPCが20万以下で買えるコスパの良さ。
- ノートPCでもそこそこ高負荷な3Dゲームを楽しめる。
- 故障原因を問わない3年の長期保証サービス。
→ノートPCでマイニングという暴挙に出ようとしている私としてはほぼ確実にこのサービスのお世話になるでしょう。
【悪かった点】
- ディスプレイ、キーボード、スピーカーなど、ハード1つ1つの作りが非常にチープ。
- ウィンドウを開いた時やエクスプローラでファイルを選択した時に微妙にカクつくことがあったり、たまにマウスカーソルが瞬間移動することがある。
【その他気になるところ】
- 長時間使用した時の発熱・排熱。
→これはマイニングしながら観察してみます。 - Windows11でRyzen CPUを使うとパフォーマンスが落ちるって話。
→直ったのかな?
ハード的な不満は外付けのデバイスを使えば問題ないとはいえ、それではコタツでまったりしながら使う用途としてはNG。
多少値段が高く、スペックも落ちるけどDELLのXPSとかSurface Laptop Studioとか洗練されたボティのPCを買えば良かったかな、と若干後悔してます。
安いのには安いなりの理由があるということですね。
マイニング
このノートPCを使ってマイニングしてみました。
https://d-oshige.blogspot.com/2021/11/asus-zephyrus-g15-02.html
ノートPCのスペックでマイニングってどうなの?排熱は大丈夫?とか思いつつも取り敢えずやってみます。